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マリー・ロシェ ヴォワラ・レテ [2021]750ml (ロゼワイン)



マリー・ロシェ ヴォワラ・レテ [2021]750ml (ロゼワイン)
価格:3,960 円
ナチュラル・ロワールのニューフェイス「マリー・ロシェ」が2021ヴィンテージで初めて手掛けたロゼのキュヴェ! ロワールの数多くの造り手に大きな影響を与えてきたクロ・ロッシュ・ブランシュ。

その畑を引き継いで、ボワ・ルカ、ノエラ・モランタン、ローラン・サイヤール、ジュリアン・ピノーなどのドメーヌが誕生しました。

また、当初ノエラとサイヤールはクロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所を借りていました。

そしてまた一人、ディディエ・バルイエとカトリーヌ・ルッソルの手助けを受けて、クロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所でナチュラルワイン造りを始めた女性がいます。

2018ヴィンテージがデビューとなるパリ生まれのニューフェイス、マリー・ロシェです。

マリーは高校卒業後、マルセル・ラピエールで5年間ブドウ収穫を経験。

その後は別の分野で働いていましたが、ナチュラルワイン造りに惹かれロワールに移住。

レ・カプリアード、エルヴェ・ヴイルマード、ミカエル・ブージュ、ブリュノ・アリオンでの研鑽を経て、ミクロネゴスを立ち上げました。

ワインをアール・ド・ラ・ターブル(食卓の芸術)と考えるマリーのワインは、味わいだけでなくプレゼンテーションもポエジー(詩情)に溢れています。

このため初VTからパリや欧米で大ブレイク。

1年待ってやっと一昨年から日本への輸入を始めることができました。

「ヴォワラ・レテ」は、フランス語で『夏だ。

』、『夏です。

』といった意味。

1980年代後半から90年代初めにかけて活躍したフランスのロック・バンド Les Negresses Vertes レ・ネグレス・ヴェルトの曲のタイトルでもあります。

オレンジがかった淡いロゼの色合い。

フルーツガムやキャンディ、赤スグリなどの香り。

微かにレッド・ペッパーのニュアンス。

とても柔らかいアタックに続く口中はフレッシュで、イチジクやグアバのノートが感じられる。

フィニッシュには旨味と共に微かな塩味が広がる。


■2021年ヴィンテージ情報

2021ヴィンテージはフレール・フォンタネルとドメーヌ・アルバン(どちらもトゥーレーヌのビオの造り手)からの買いブドウで醸造。

収穫はフレール・フォンタネルのフランが9/30-10/1。

ドメーヌ・アルバンが10/7。

2022年5月6日に瓶詰め。

総生産量3,400本。

アルコール度数12度。

2022年12月時点のSO2トータルは27mg/l。


■マリー・ロッシェ自身によるコメント

このキュヴェの名前を選んだのは、ロック・バンドのレ・ネグレス・ヴェルトによる夏への賛歌である曲のタイトルだからです。

音楽、太陽、晴れた青い空を感じさせるとても陽気で軽やかな歌です。

このキュヴェを造る前から、ワインにふさわしい名前だと思っていました。

そして、2021年にロゼのキュヴェを造ろうと思い立った時に、ロゼが夏を象徴するワインであることから、この名前がふさわしいと思ったのです。

このキュヴェの名前にちなみ、エチケットには、フランスの詩人アルチュール・ランボーが夏に経験した感情を表現した詩「ソンサション=感覚」からの抜粋が記載しました。


■テクニカル情報

ブドウは手摘みで収穫し、2/3はダイレクトプレス、1/3は除梗して24時間マセレーションしてから圧搾。

その後、野生酵母のみでタンクで自発的に発酵。

アルコール発酵の途中に2つのロットをブレンドする。

ブドウ以外の醸造添加物は一切加えずに醸造する。

その後、シュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。

無清澄で瓶詰め。

SO2は醸造中は無添加。

ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。

MARIE ROCHER VOILA L’ETE マリー・ロシェ ヴォワラ・レテ
生産地:フランス ロワール
原産地呼称:VIN DE FRANCE
ぶどう品種:カベルネ・フラン 100%
アルコール度数:12%
味わい:ロゼワイン 辛口Marie Rocher / マリー・ロシェ ポエジーに溢れたアール・ド・ターブルなナチュラル・ロワールのニューフェイス! 2014ヴィンテージを最後に?い歴史に幕を下ろしたクロ・ロッシュ・ブランシュは、数多くのナチュラルワインの造り手に大きな影響を与えてきました。

そのクロ・ロッシュ・ブランシュの醸造所を借りて、2018年にナチュラルワインのミクロネゴスを立ち上げた女性が、パリから移住してきた Marie Rocher マリー・ロシェです。

1978年にパリで生まれたマリーは、16歳の時にヴァランスの三ッ星レストラン『ピック』に両親と食事に行ってワインを試飲し、そこでワインに魅了されました。

高校卒業後は、父の友人であったマルセル・ラピエールでのブドウ収穫に参加。

その後、マリーは5年間、毎年マルセルでのブドウ収穫に参加しました。

2年目からは収穫の責任者も任されていました。

その時から、ワインはマリーにとって料理と同じArt de Vivreアール・ド・ヴィーヴル(暮らしの芸術=人生をより良く暮らすためのライフスタイル)となったのです。

このラピエールでの経験からマリーはナチュラルワインを味わうことが自然な習慣となり、パリでナチュラルワインを提供する店に頻繁に通うようになりました。

大学で地理学と都市計画を学んだマリーは、その後、フランス国外内の同分野の会社で10年近く働いていました。

2010年頃、マリーは自分の情熱のままに生きたいと考えるようになり、父と共に仕事をするようになりました。

マリーの父ジャン・ポールは書籍の編集者で、マルセル・ラピエールと親交が深く、ジュール・ショーヴェのテイスティングの本などを出版していました。

その関係で、マリーはフランス各地で行われるナチュラルワインと本のサロンに参加するようになり、そこで数多くのナチュラウワインを味わって味覚を鍛えていきました。

また、並行して天然酵母によるパン作りも学びました。

2015年9月からはロワールのレ・カプリアード、エルヴェ・ヴイルマード、ミカエル・ブージュで醸造を経験。

翌年にはパリからロワールに移住して、アンボワーズのビオロジックワインの学校に入学。

並行して、ブリュノ・アリオンのドメーヌで栽培と醸造を学びました。

そして、2018年、クロ・ロッシュ・ブランシュの元醸造所を借りて、ミクロネゴスを立ち上げたのです。

2020年7月に隣村のPouilleプイエに醸造所を移しましたが、クロ・ロッシュ・ブランシュのディディエ・バルイエとカトリーヌ・ルッソルは今も醸造面でマリーの手助けをしてくれています。

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