グレネリー "ロゼ ド メイ" ステレンボッシュ [2020] (正規品) Glenelly Le Rose de May [ロゼワイン][南アフリカ][ステレンボッシュ][750ml]
グレネリー "ロゼ ド メイ" ステレンボッシュ [2020] (正規品) Glenelly Le Rose de May [ロゼワイン][南アフリカ][ステレンボッシュ][750ml] ショップ:カリフォルニアワインのYANAGIYA
価格:2,288 円
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口説き落として出荷してもらったのだそうで、そのため国外出荷は日本のみとのことです。
本国でも小売はワイナリーと、ワイナリー直営のレストランのみ。
価格的にはアプローチ・レンジのグラスコレクション・シリーズにあたりますが、その名を用いず、敢えて『ロゼ・ド・メイ』と、当主の名を入れるほどの注力ぶり。
自社畑産果実使用のエステート・ワインで、酸化防止剤無添加なのも特徴です(亜硫酸を入れる代わりにタンニンを加えることでワインを保護しているそうです)。
◎目を瞑れば赤ワイン? 夏にキーンと冷やして楽しみたいロゼ・ワインですが、すっきりしたものも美味しいとはいえ、リーズナブル価格のロゼ・ワインの中には、片手間で手掛けたような、水っぽく薄っぺらいものも少なくありません。
対してグレネリーのロゼは、グレネリーが誇るシラー種100%、それも高品質なエステート・フルーツを使用。
全房プレスして複雑味もきっちりと取り込み、ジュースはステンレスタンクに移して天然発酵。
MLF無しで、そのまま熟成。
グレネリーのシラーの品質の高さは皆様もよくご存知ではないでしょうか。
旗艦ワインの一つである『エステート・リザーヴ』も例年およそ三割がシラーから成ります。
そんな自社畑のシラーを用いているだけあり、この価格にしながら充実したコクと勢いを持ち、辛口の気持ちよさを備えつつ、本格的な旨味も十分に備わっています。
ブラインドで飲めば、赤ワインと答える方もいそうなほどに…。
◎試飲しました。
【2021.8】
アプリコットや完熟のプラムにもある果実甘みを含んだ果肉の味わいと、勢いのある酸味との甘酸っぱい濃醇さは、まるで赤ワインのテイスト。
この価格帯の一般的なロゼに比べ、実にしっかりした造りを感じます。
開けたてこそ酸とアルコールの強さがありますが、時間を置いて落ち着いてくるごとに甘味を含むざくろ、桃などの果実味が心地よく表出。
カカオなどの香ばしさ、タンニンから来る茶葉のようなほろ苦味とともに、スパイス、ミネラルなどが飲みごたえと複雑味を伴い、ロゼらしからぬ骨格を形成。
濃厚なキノコ料理、スパイスにあるジアンテイストや野禽系など、個性的で味わいの強い料理にも万能な対応ができる、アグレッシブな造り。
飲み応えある果実味をしっかり有しながらドライで、最後にぐっと来る引き締まりも良い感じです。
流石はグレネリー。
●正規インポーターが輸出を懇願するだけのことはある美味しさ。
グレネリーの美味しさ、コスパの高さはロゼになっても変わりません。
【OTD】
■サクラ・アワード
【Gold Medal】
■スクリューキャップです。
コルクはついておりません。
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