ポマール[2018]フィリップ パカレ(赤ワイン ブルゴーニュ)
ポマール[2018]フィリップ パカレ(赤ワイン ブルゴーニュ) ショップ:ワインセラー エスカルゴ
価格:11,300 円
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小石混じりの粘土石灰質の南向き斜面、「ヴォームリアン」、「トロワ フーロ」の区画に植わる樹齢45年ほどのピノ ノワールより。
果実味が柔らかくミネラル感もあり、赤い果実やスパイスの風味が豊かなワイン。
タンニンは控えめで、なめらかな口当たりが楽しめます。
堅牢で男性的なそれまでのポマールのイメージはそこにはまったくありません。
備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。
フィリップ・パカレ Philippe PACALET 絶大な人気を誇るナチュラリストにしてブルゴーニュを代表する造り手 マルセル ラピエールの甥、かつてプリューレ ロックの醸造長を務めた人物 自然派の父と呼ばれるマルセル ラピエールの甥であり、プリューレ ロックの醸造長を務めた人物、それがフィリップ パカレ。
しかし、それだけではなく、自身のワイナリーを立ち上げてから10年以上が経ち、彼の名前はブルゴーニュを代表する造り手として広く知れ渡っています。
そんな彼の原点と言えるのは、自然派ワインの祖ともいえるジュール ショヴェに師事し、寝食を共にしてショヴェの哲学やエスプリを引き継いだ経験。
酸化防止剤や農薬に頼らないでワインを造り、しかも熟成によってえもいわれぬガメイを生み出したマルセル ラピエールをはじめ、ジュール ショヴェに学んだヴィニュロンは数多くいますが、そのジュール ショヴェ最後の愛弟子がフィリップ パカレです。
彼はジュール ショヴェと6年間寝食を共に過ごし、その哲学を学びました。
その後、かのプリューレ・ロックで醸造を10年間担当。
その後DRCからも誘いがあったとの話もありますが、2001年にフィリップ・パカレとして独立を果たしました。
理論的にしっかりと説明が出来るヴァン・ナチュール ヴァン・ナチュールの代表のように語られるパカレですが、実際には自身のワイン造りを全て化学で証明できると考えている理論派でもあります。
言うなれば、ナチュラリストであり、リアリスト。
彼がよく引用するというジュール・ショヴェの言葉は「必要ない化学薬品を捨てるためにはワインに関する化学を全て知るしかない」。
パカレが最も大切にするのが畑に生息している野生酵母。
土壌の力をワインで表現するためには野生酵母でないと無理だと考えています。
そのために化学薬品は一切使わず、硫黄、オリゴを多く含む植物性調剤、マグネシウムを含むシリスのみを使用します。
そして、この自然や生命から得られた恵みをフィリップ パカレは非常にシンプルな方法で醸造していきます。
木製開放発酵槽にてブドウの果皮に付着する自然酵母による発酵を行います。
発酵はセミ・マセラシオン・カルボニックによる全房発酵。
発酵中は温度管理は敢えて行いません。
発酵温度の調整によって、一部の酵母しか働かないと味わいが単調になり、複雑味が表現できないそうです。
また、醸造中は一切のSO2を添加せず、瓶詰め前に必要最低量のみを添加します。
彼が造りたいのは土壌を表現したワイン。
「土壌を表現する為に自然酵母が必要。
自然酵母を育てるにはバクテリアや微生物が必要。
化学薬品を使わないサイクルができあがれたば何も加える必要がなくなる。」
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