ドメーヌ・デ・ザコル ル・ロゼ デ・ザコリット [2020]750ml (ロゼワイン)
ドメーヌ・デ・ザコル ル・ロゼ デ・ザコリット [2020]750ml (ロゼワイン) ショップ:ウメムラ Wine Cellar
価格:2,948 円
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Indication:地理的表示保護区のアルデシュの中心部に位置するサン・マルセル・ダルデシュのコミューンに、21ヘクタール以上のブドウ畑を持つドメーヌの名前は、「アコール(オック語で段々畑)」から生まれました。
樹齢50年以上のものが半数を占め、森に囲まれた中新世の粘土石灰質の段丘に植えられています。
ブドウの木は生物多様性に配慮して栽培されています。
農薬や化学合成肥料は使用せず、天然の芝生のカバーを管理しています。
2011年春には有機農業への転換を開始し、2011年秋から2012年春にかけて最初のビオディナミへの移行を始めました。
2014年からAB認証、2015年の収穫からDe meter認証を取得し、この道を歩み続けています。
「ル・ロゼ・デ・ザコリット」は、ブドウをプレス後すぐに取り除いて造られた直接圧搾によるロゼ。
ジュースは醸造され、一部はオーク樽で一緒に熟成されます。
オリヴィエは水で薄めたようなロゼではなく、重みのある赤ワインのようなロゼを求めていますがその狙い通りのワインです。
軽くチャーミングなロゼとは異なる大人のロゼです。
ガーネット色。
赤い果実とグレナデンの香り。
滑らかな口当たりが特長です。
■特徴
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まろやかでフルーティー。
グルナッシュの甘さ(50%)、 カベルネの爽やかさ(50%)。
グレナデンと赤い果実の香り。
■相性料理
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食前酒というよりも食事と楽しむワインです。
グリルやデリカテッセンとの相性も抜群です。
チェリートマトのタルト、ヤギのフレッシュチーズ添え、肉のグリル、シャルキュトリー。
■2020年ヴィンテージ情報
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春の霜(「綿の中の芽」の段階にあった区画では少しだけ)、早い時期のまとまった開花、そして暑い(しかし暑すぎない)夏が、このブドウ畑のシーズンを彩りました。
衛生状態は良好でした。
ブドウの木は暑さに悩まされることなく、7月20日頃には熱波の影響もなく、本当に暑くなりました。
私たちにとって、収穫は早く始まりました。
しかし、これはこの10年間で4回目のことです。
2020年には、さらに例外的に、ブドウ品種がお互いに追随するスピードが速かったです。
シャルドネの最初の房を切ったのが8月18日。
その後、3週間半の収穫が続きました。
18日間の収穫と、1日は収穫せずにツール・ド・フランスが開催されました(9月2日のゴールはワイナリーからわずか500mの距離でした)。
最後の房を切り、9月10日に新ヴィンテージを迎えました。
凝縮されたバージョンです。
8月末の嵐で30mmの雨が降ったため、ブドウの木に水を与えることができ、緑のままで暑さに悩まされることなく、新鮮さを与えることができました。
美味しいブドウ、美味しいジュース、平均を少し上回る収量(32hl/ha)。
■テクニカル情報
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ファーストリリース:2011年産
但し当時はNV、格付:VIN DE FRANCE
ROSE、品種:Grenache noir & Cabernet
Sauvignon、年産数:2,200本、リューディ名:Saint
Julien、栽培面積:1ha、畑向き:北東〜南東向き、土壌:粘土石灰岩、畑標高:100~140m、平均樹齢(2020年時):25年、剪定法:ゴブレ&ドゥーブル・コルドン、密植度:4,300本/ha、
平均収量:17hl/ha、収穫:手摘収穫、BIO認証/農法:Demeter,AB,EUROLEAF、発酵タンク:エナメル鋼、低温浸漬:低温浸漬無、マロ発酵:マロ発酵有、発酵期間:1ヵ月、発酵温度:最大22℃、酵母:天然酵母、新樽比:新樽無、熟成期間:熟成約8ヵ月フィルター:フィルター有、コラージュ(清澄):コラージュ(清澄)無、熟成可能年数:3年 Domaine Des Accoles Le Rose des Acolytes ドメーヌ・デ・ザコル ル・ロゼ・デ・ザコリット
生産地:フランス ローヌ アルデッシュ
原産地呼称:Vin de pays des Coteaux de l'Ardeche
品種:グルナッシュ 50%、カベルネソーヴィニョン 50%
味わい:ロゼワイン 辛口
■2019年ヴィンテージの感想です
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南仏ワインと言えば、ロゼワイン。
これは、ワイン好きの方なら誰もがご存知かとはございますが、一方で敬遠する方が多いのも事実だと思う。
そう思っている方に是非とも飲んでいただきたいロゼワイン。
以前はまるでセニエで作ったかのような真っ赤な色合いのロゼでしたが、こちらはややオレンジがかったピンク色。
ストロベリーやさくらんぼ、桃、杏といった南仏らしさ満載の香りに、ほんのりと樽香が溶け合ったバランスの良さを感じる。
ただ、味わいは重厚感があり、飲みやすさだけでは終わらないのが印象的である。
それは、カベルネ・ソーヴィニョンが50%含まれていることが一番の理由なのだろうか。
かと言って、タンニンがすごく強いわけでもなく、フルーティさがいきいきと感じられ、全く飲み疲れをしない。
これだけ上質なロゼは久々だ。
DOMAINE DES ACCOLES / ドメーヌ・デ・ザコルドメーヌ・デ・ザコルは、ラルロでブルゴーニュの歴史にしっかりと名を刻んだオリヴィエ・ルリッシュと妻フローレンス・ルリッシュとの2人が始めたファミリーベンチャーです。
オリヴィエ・ルリッシュはボルドーで1998年にワイン醸造学科を卒業した後、ワインの道に飛び込みましたが、長年、自分のドメーヌを持ちたいという壮大な夢を抱き続けてきました。
そしてその夢を叶え、ワインをリリースすることになった事を心から喜んでいます。
ラルロではJean-Pierre De SmetとLise Judetらを筆頭に、ワインへのパッションを分かち合い、ビオディナミを徹底した栽培法で葡萄を育て、収穫、醸造してきました。
それが今日のスタイルの兆しとなったのです。
2007年、ドゥスメ氏の離任後、Arlotの責任者として、妻フローレンスと共に素晴らしいワインを世に出し、天才の名を欲しいままにしていたのは記憶に新しいことと思います。
2013年は収量的には、かなり厳しい年となりました。
30〜35hl/haが理想的だとオリヴィエは言っていますが、並みのワインなど造る気がさらさらないオリヴィエは、最高の葡萄だけを得るために、選別をとことん厳しくしました。
その結果、収量はさらに大きく下がりましたが、品質重視なのだから、それも仕方ないと考えています。
前年2012年産は不良果が少なかったおかげで、理想的な29hl/ha採れましたが、2013年は花ぶるいがあったせいで、花から実にならない樹が数多く発生し、僅か13hl/haとなりました。
実がなっても一房に僅か15粒程度しか身にならない房も多くあり、そこから不良果も取り除いたら、驚くほどの低収量となったのです。
グルナッシュは花ぶるいの影響を最も受けた品種で、グルナッシュの2013年産の収量は僅か7hl/haでした。
採算度外視の徹底した厳しい選別で、ワインとしてのクオリティはかなり高いです。
ドメーヌ設立後、3年目ですが、年々メキメキと品質を上げているのが、はっきりと感じられます。
フランスやNYの三ツ星レストランでもオンリストされるなど、今や世界的にも引く手数多の造り手となっています。
ブルゴーニュやボルドーのように長い時間熟成させてから飲むグランヴァンよりも、若い内から楽しめ、熟成の変化にも対応できるのはとても魅力です。
そして何より幅広い層が、気軽に楽しむ事が出来るリーズナブルさ、コストパフォーマンスの高さは、他を圧倒します。
ただひたすらにおいしいワインを造りたいという情熱がはっきりと感じられる、そんなワインなのです。
リアルワインガイドで大絶賛!!ザコルの試飲も早3年目。
年々、オリヴィエ・ルリッシュが目指すワインスタイルが明確になって来ており、この2013年のワイン達にも確実にエレガントさが増していた。
とはいえ、ローヌらしい濃いめの液体にはまだタンニンも多い。
しかし、明らかにキメが細かくなり液体に馴染みつつあるし、なによりどのワインにもうま味が増えていることがかなり嬉しい。
そんな中、完成形に近いと思われるワインがトップ・キュヴェのミオセヌ。
各要素がギュッと詰まっていながらひたすらエレガントで、今からでも美味しく飲めるという優れもの。
南のワインなのにどこか冷涼感もあって、待ってました!という仕上がりになっている。
そして、それはシャペルにもやんわり感じられ、来年がまたまた楽しみになってきた。
2013年はローヌもかなり厳しい年となり、ザコルの生産量もかなり減ってしまったようだが、それでもブルゴーニュに比べれば値上がり率も良心的。
たまには「濃いけどエレガント」なワインもどうでしょう。
(斉藤真理 氏評)リアルワインガイドより抜粋
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