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ルーシー (byルシア) "ロゼ オブ ピノ ノワール" サンタ ルチア ハイランズ [2020] (正規品) Lucy by Lucia Rose of Pinot Noir [ロゼワイン][アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml]



ルーシー (byルシア) "ロゼ オブ ピノ ノワール" サンタ ルチア ハイランズ [2020] (正規品) Lucy by Lucia Rose of Pinot Noir [ロゼワイン][アメリカ][カリフォルニア][モントレー][750ml]
価格:4,070 円
[贅沢] 素材
■ピゾーニ家からロゼ!?マニアを沸かせた、ルシア最小規模のリミテッド・ピンク。

価格帯随一のシスター

【Lucy (by Lucia) Rose of Pinot Noir S.L.H. 2020】
◆ ピノ・ノワール100%のロゼ。

その中身は… ◆ ◎数あるロゼの中でも、その本格的な味わいは随一。

それもそのはず、何せ(この価格帯なのに)使用果実はPISONI&系列グラン・クリュから。

近年クオリティの向上目覚ましく、「どっちつかず」感もなくなり一カテゴリーとして確立た人気急上昇中のロゼ・ワイン。

中でもトレンドの一つが、ピノ・ノワール100%で造られるロゼ・オブ・ピノです。

そして用いられるピノ・ノワールのフルーツ・ソースがピゾーニと系列グラン・クリュ、という贅沢極まりない逸品がこちらの『ルーシー』…ゲイリー・ピゾーニが「リトル・シスター」と呼ぶ2003年スタートのルシア系ロゼ専門レーベルです。

始まりは僅か二樽のみでした(右画像は当初のエチケット)。

セニエ式(saignee)により造られるピノ・ロゼで、もう一方の手法、直接圧搾式であるヴァングリ・タイプの『カレラ』と並び、人気を二分します。
※ '17年よりラベル・デザインが新しくなりました。

←上段が只今お届け中の新Ver.、中・下段が旧デザインです。

◎セニエはセニエでも… 「それにしても、ルーシーのロゼって3000円台(税別)ではダントツで美味しくない?」と思われるかもしれません。

もちろん果実そのものが一級品であることもそうなのですが、製法にもポイントがあります。

俗に「血抜き法」とも言われ、醸し中の果汁を一部抜き取るセニエ式ですが、同じセニエ式でも「主役はどちらか」で更に二つに別れます。

一つめは「濃い赤ワインを作るため」に生まれる副産物的ロゼ。

液体の一部を抜き取って皮、果肉、種子に対しての水分比率を下げて濃い赤ワインを造り、抜き取ったほうのワインを二次利用してロゼを造るパターン。

あくまで主役は本体の赤ワインで、この場合、乱暴に言ってしまうと、ロゼはいわば余り物。

もう一つは、最初から「高品質なロゼを造るために」行うセニエ式。

こちらの場合、抜き取った方の果汁が主役。

残された本体を気にする必要もないため、十分な抽出を行うまで果皮に漬け込んでから抜き取ることができ、より良い美味しいロゼワインができる訳です。

高品質な高級ロゼはだいたいこちらの製法で、前者のセニエ式と区別してマセレーション式(浸透法)とも呼ばれます。

もちろんルーシーは後者。

◎それでいてこの価格… 正規インポーターを通じてジェフ・ピゾーニに確認して頂いたのですが、使っているのは若樹ブロックとはいえ"大部分はピゾーニ・ヴィンヤード"(の二つのブロック)からのものだそう。

申し訳程度に用いているわけではないそうです。

残りにしたって『ゲイリーズ+ソベラネス』ですから、旨いわけで(’17年データ)。

ロゼとはいえ、ピゾーニ産果実使用のピノとして、この価格は他にありません(最安値が5000円台の『キャピオー・キメラ』でしょうか)。

一部使用でも破格ですが、100%がピゾーニ系としては圧倒的最安品です。

因みに当ボトルはピンク・リボン運動の一環として、1本販売されるごとに1ドル(ミニは売り上げの1%)がワイナリを通じて乳がん研究のために寄付されます。



全米五大ロゼ(by Wine Enthusiast) ’06年にて獲得した

【WE91点】
は当時、同誌上全米ロゼの歴代第五位という歴史的記録でした。

分母は600本以上で、これより上位にはカユースのイーディスが2本、リンマーのヴァン・グリ、ノートル・ヴァンの4本があるのみ。

つまり日本で手に入るものとしては最高峰の米国産ロゼだったのです(2012年当時)。

この’20年もヴィノス91点が確定。

当価格帯のロゼとしては異例も異例です。

◎VINOUS (2021.6)より 

【AG91点】
「Light, glistening orange. Highly perfumed red berry and citrus fruit and floral scents carry a spicy overtone that gains strength with air. Intense cherry and tangerine flavors show fine definition and depth, and a core of minerality conveys vivacity and back-end thrust. Finishes long and seamless, with a lingering red fruit quality and a touch of succulent herbs.」 新樽は使用せず、古樽を用いて発酵。

前作は68%を除梗しましたが、今年は100%全房使用。

プレス・ジュースが約4割、セニエ6割。

フレッシュなキャラを活かすため熟成は3ヶ月だけ。

オーク風味の影響を最小限に抑えながらテクスチャを高めるため、10年以上の古樽を使用しているのだとか。

清澄はせず、ボトリング前に軽くフィルタ掛け。

明るいストロベリー色の外観。

バラの花びら、野イチゴ、クランベリー、ルビー・グレープフルーツ、オレンジとネクタリンなどの活気ある香り。

ピノ・フルーツの優しい味わい。

それを引き締める上質な酸。

明るくて爽やかで、どんなシーンにも合うよう仕上げられています。

キリっと冷やしてお楽しみ下さい。

低めの温度でも十分な旨みを残すあたり、流石に果実の質が違いますね。


●「ロゼ=気軽にアウトドアで」という安易な公式には当てはめないで下さい。

じっくり対峙して味わう価値ある本格派です。



【USD】
■120本完売! 12本追加いたしました。


■ヴィノス(VINOUS)91ポイント
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