【エノテカ公式直営】白ワイン 2022年 3055 シャルドネ / ジャン・レオン スペイン カタルーニャ ペネデス 750ml
【エノテカ公式直営】白ワイン 2022年 3055 シャルドネ / ジャン・レオン スペイン カタルーニャ ペネデス 750ml ショップ:ワイン通販 エノテカ楽天市場店
価格:2,750 円
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創設者であるジャン・レオン氏の人生はまさに波乱万丈。
19歳で故郷スペインを離れ、フランス各地を転々とした後、1949年アメリカの地に降り立ちました。
ジャン・レオン氏は、昼はタクシー運転手、夜はハリウッドにある、エンターテイナーであった故フランク・ シナトラ氏所有のレストランでウェイターに従事。
渡米直後であったため、英単語さえもままならなかった中、持ち前の器量の良さと仕事人気質で周囲の信頼を獲得していきます。
そしてジャン・レオン氏はレストランの顧客であった多くのハリウッドスター達とも交流。
その中でも人気俳優であった故ジェームス・ディーン氏と固い友情を結びます。
そして「ハリウッドで最も有名なレストランの開業」という夢の実現に向けて開店資金を共同出資するなど、協力し合う関係になったのです。
しかし開店準備のさなか、不幸にもディーン氏が交通事故で急逝してしまうという悲劇に見舞われます。
ジャン・レオン氏は深く落ち込み、開業計画は一時中断してしまいますが、ディーン氏と描いた夢を一人でも継続することを決意。
1956年にビバリー・ヒルズにレストラン「ラ・スカラ」を開業したのです。
当時の最先端を行く、豪華でおしゃれな雰囲気のレストランは、瞬く間に高い評判を獲得。
マリリン・モンロー氏やジョン・F・ケネディー氏といった数々の著名人の信奉を集め、そのレストランの名はハリウッドの伝説として歴史に刻まれることとなります。
そして、「ラ・スカラ」を成功に導いた後、ジャン・レオン氏が第二の夢として掲げたのが、レストランを訪れる特別な顧客をもてなすべく、自らの手で理想のワインを造ることでした。
ジャン・レオン氏が目指したのは「独特の個性を持った比類なきワイン」。
そんなワインを造るための土地を求めて世界中を旅した後、故郷スペインのカタルーニャ地方、ペネデスを見出しました。
1962年にペネデスで最上と言われる畑を含む約150haの土地を購入し、翌年自らの名前を冠したワイナリーを設立したのです。
世界的な評価を獲得、名門トーレスに受け継がれた情熱 故郷スペインでワイン造りを始めたジャン・レオン氏は、周囲の批判をものともせず、スペインの固有品種が植えられていた畑に、シャトー・ラフィット・ロスチャイルドやシャトー・パルメのカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フラン、コルトン・シャルルマーニュのシャルドネなど、錚々たるシャトーやドメーヌから取り寄せた苗木を植樹。
こうしてスペインで初めて、国際品種の栽培を始めたパイオニアとなりました。
また、かつてジャン・レオン氏は俳優時代のロナルド・レーガン元アメリカ大統領と親交があり、彼らの友情はレーガン氏が政治家となってからも続いていました。
そしてレーガン氏が大統領に当選した際、1981年1月20日、ホワイトハウスで開かれた大統領就任式典で振る舞われたのが、ヴィーニャ・ラ・スカラ・カベルネ・ソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ1975年とヴィーニャ・ジジ・シャルドネ1980年だったのです。
この出来事によってワイナリーはその名を世に知らしめることとなりました。
そして月日を重ね、1993年に雑誌『ワイン』にて、1983年カベルネ・ソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ(現在のヴィーニャ・ラ・スカラ・カベルネ・ソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ)が「世界で8本のベストワイン」に選ばれるなど、世界的に高い評価を獲得。
しかし1994年、ジャン・レオン氏は進行性の喉頭癌と診断され、ワイナリーの所有権や今後の方針を模索します。
アメリカの起業家達が提示する好条件の申し出があった中、それを断り、かねてから交流があったミゲル・トーレス氏に、ワイナリーの継続とワイン造りを託すことを決断。
現在は、スペインの名門トーレスが、ジャン・レオン氏の大いなる夢を受け継ぎ、ワイン造りへの飽くなき情熱に敬意を払いながらワイナリーの運営を行っています。
オーガニック認証を獲得する先進的な取り組み ジャン・レオンが重要視しているのはオーガニック栽培です。
2008年から化学的な農薬や肥料を使用しない有機栽培を実践し、過去数年間で畑にリジェラネティブ農業(環境再生型農業)を徐々に導入してきました。
さらに近年は土壌の健全化のために、人口衛星を活用して作成した樹勢マップに基づき、畑への銅の散布量を適正化。
これにより銅の使用量を通常から40%削減することに成功したのです。
2012年にはオーガニック認証(CCPAE)を受け、近年ではヴィーガン認証も取得。
現在ワイナリーの指揮を執るトーレス5代目当主の姉であるミレイア・トーレス氏は「私たちの目標は、ブドウ畑の生物多様性を促進し、気候変動に対する耐性を高めていくことです」と語ります。
また、春にキャノピー・マネージメントを実施しブドウの実に当たる日照量を調整することで、さらなるワインの品質と凝縮感の向上に成功。
こうした先進的な取り組みと細やかな畑仕事から生まれるブドウを使用し、果実味と酸味のバランスが取れたエレガントなスタイルのワインを生み出しています。
熟した果実の香り溢れるフルーティーなオーガニックワイン 3055シリーズは、有機栽培の畑のブドウを使用し、ジャン・レオンのランナップではエントリーシリーズの1本。
カタルーニャ州政府の有機農作物認証であるCCCPAEを取得したオーガニックワインです。
3055というネーミングは、若き日のジャン・レオン氏が、ニューヨークに渡って最初に就いたタクシー運転手のライセンス番号から付けられました。
ワインは、明るく輝くイエローの色調。
グラスからは、マンゴーやパパイヤ、パイナップルといったトロピカルフルーツの力強いアロマが漂います。
口に含むと豊かな果実味とフレッシュな酸味が広がり、フルーティーでバランスのとれた仕上がりと、長く続く余韻が印象的。
ぜひパエリアやタコのマリネ、魚介のグリルなどと合わせてお愉しみください。
2022 3055 CHARDONNAY / JEAN LEON
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
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